■Shoot 'Em Up | ツボヤキ日記★TSUBOYAKI DIARY

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映画 [新作・旧作・TRAILER] を中心に、ツボにはまり、ボヤキもチラホラの果てしない
日記になるか、カッカッしながらも、とほほの日記になるか・・・
ツボとボヤキで「ツボヤキ」日記。では参ります!


■Shoot 'Em Up

●「Shoot 'Em Up」については深く筋を追いながら、その良し悪しやら、筋道云々を言うことなんざいらんのやないか、と思っている。これ、trailerを見ればわかるのだが、銃撃戦!撃ち合い!せめぎ合い…だからベイビーを守るのがどうしてなのか、といったことは主人公でさえ、わけわかんないまま…成り行き…だろ?

ホームレス(ホントかぁ?)のスミスの目の前で女が頭撃たれて殺されたしぃ、その女が標的ってゆーよりどーやらベイビーが狙われたんじゃないかい?だしぃ…死んだ母親らしき女から赤子を引き受け、とにかく男は再び目の前で死なれちゃイカン!と走れッ、ちゅうこか。

んじゃ、娼婦のお姐さんに救いを求めっか、となれば…今度は2人が一緒になって走る、撃つ、途中なんで逃げてるんだぁ、と考える前に撃たれそーだから走る!訳がわからんから、たまに探りを入れる…てなことで物語は結末に向かってまっしぐら。





追う敵もエラク、ハードボイルドな格好して黒服で決め込むじゃないデスか。で殺し屋のリーダーのヘルツってのが一癖あり、二癖あり~いっちゃってるヤツ。殺しを依頼されているのだろうが、それだけでない何かがある。殺せーッとばかりに尋常じゃないんだが(実はニクメナイんです)ちょっと可笑しい。スミスとヘルツの狙い合いの手前に哺乳瓶…極彩色やね。

撃ち合い、へし合いの間、また撃ち合い。撃ち合いの間の電話での会話、撃ち合いの間でのスカイダイビング、撃ち合いの間でのカーチェイス!誰もが思うだろ…オーウェン、君、ジェームス・ボンド役、007は降りたンだよな。そーゆー辺りのアクション満載です。






こんな映画は最後まで面白く突き進んでいただきたいが、役者がオーウェンにジアマッティ、おまけはベルッチ姐さん。も、いいでしょ。うるさく突っ込まないで一緒になってヒイヒイ、走るって。

そして、ベイビーを誰が何故殺すのかという理由が最後にわかるってオチなんだろうが、それほどまでにして殺したいベイビー!?終わりに近づいて、観客はこの銃撃戦が最終的に凶悪なある計画について成されたということを知る…か。





ま、約90分の間の暴力、セックス、ユーモア…ドンパチは続き、その中でスミスとヘルツが格好良いし、面白いわけだろうね。ちなみに、DVDスルーや未公開のコメディ、ホラーの監督としては今回は大抜擢なのか?という監督マイケル・デイヴィスはジョン・ウーの「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」にインスパイアされたらしいが、それを本作は超えた!とのたまったそーだ。ありゃ~良かったけど、超えた!んだそーだよ。ほほ~言うじゃねーか…じゃ余計に見てやろうって気になるさな。(2007年/製作国アメリカ/アメリカ公開2007年9月7日/日本公開)


▲Trailer


▲Trailer


▲Official site…coming soon

●Directer&Screenwrite:Michael Davisマイケル・デイヴィス
●Cast:Clive Owen クライヴ・オーウェン Paul Giamatti ポール・ジアマッティ Monica Bellucci モニカ・ベルッチ Greg Bryk グレッグ・ブリック Jane McLean ジェーン・マクリーン