■ジャンパー
●軽めのフットワーク…年明けは公開が既に決まっているものを。アメリカ等の公開に遅れて、日本ではゴールウィークから早まって3月公開作となった「ジャンパー」。これは原作とはことなった仕掛けが施されていると見るが、いかがなものか。
主演はヘイデン・クリステンセン。で、ジェイミー・ベル、トム・ハルスがでるんだと。さらに滅法ご活躍のサミュエル・L・ジャクソンといったキャスティング。
その少年、オハイオにどうやらアル中の父と二人暮らし。その父を演じるのがどうも、ね、芸達者でウォーレン・オーツが二三発パンチ食らったようなマイケル・ルーカーという様子だ。いいじゃねぇか、ねえ~。鍵をかけた息子の部屋…親子の確執。巧い父役だから、ちょい恐いんだぜ。恐怖の次に、衝撃と共に気づいた時、デイヴィーは全く別の場所にいた…瞬間移動、さな。
デイヴィー、彼にはテレポートの能力が備わっていた…。どこにでも瞬時でテレポートできる能力に気づいたデイヴィーは家を出、ニューヨークに向かう。困ることはない。お金はたんまりあるところから盗めばいい、ちゅうお気楽な奴。行きたい場所に行き、自由きままな生活を続けていたのだが、ある日テレポートした場所で出会った青年はテレポートの能力は自分にだってあるんだ、と…えらく挑戦的。
さらに…ま、この辺りの筋は公式サイトもアップしておりますですからその内にくわしーくアップされるだろうと。
Trailerでわかるのは、デイヴィーは自分の能力を過信していたツケが回ってきたのか…一瞬にしてテレポートする能力を持つ者「ジャンパー」の存在は一人ではなかった。さらに「ジャンパー」を抹殺する敵が存在した、ということです。この位でいいでしょ、筋はね。
脚本チームがよろしいようデス。「ブレイド」シリーズ、「バッドマン ビギンズ」の脚本に続き、「ザ・ダークナイト」の原案をクリストファー・ノーランと手がけたデイヴィッド・S・ゴイヤー。加えて、「X-MEN」や「Mr.&Mrs. スミス」などの脚本を手がけたサイモン・キンバーグ、過去に「ファイト・クラブ」等の脚本を手がけているジム・ウールス等が参加となれば、そうそう明るいSFアクションではないはず。 それも「マトリックス」「ナイト・ウォッチ」などの作品が世に出たことから進化したSFアクションの登場したという見方をすべきかな。キレは良さそうだし…。いずれにしてもこの程度の情報量で、後は劇場で楽しんでみたい、と思うているワケ。
▲Trailer:Japan
▲Trailer
▲Official site:Japan
▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。
●Directer:Doug Liman ダグ・リーマン
●Screenwriter:David S. Goyer デイヴィッド・S・ゴイヤー Jim Uhls ジム・ウールス
●Cast: Hayden Christensen ヘイデン・クリステンセン Samuel L. Jackson サミュエル・L・ジャクソン Diane Lane ダイアン・レイン Jamie Bell ジェイミー・ベル Rachel Bilson レイチェル・ビルソン Tom Hulce トム・ハルス Michael Rooker マイケル・ルーカー Max Thieriot マックス・シエリオット