■walk hard:the dewey cox story
●笑えるか、笑えないかは字幕の良し悪しと、根っからの音楽好きの大人にかかっているか…とはいえ、日本での公開があるのかもわっかんないス。それでもここは一応押さえておきたいのがジョン・C・ライリー。
昨年はフィリップ・シーモア・ホフマンが脇からぐぐっと主役級に浮上したわけで、ならばジョン・C・ライリーをアップしておかねば片落ちってことデス。
ジョン・レノンをポール・ラッド(ホラホラ出てきた)、ポール・マッカートニーがジャック・ブラックだと…、で、ジョージ・ハリソンをジャスティン・ロング、リンゴ・スターが曲者のジェイソン・シュワルツマンという…おまけにデューイの死んだ兄に扮するのが二本の未公開作…(邦題がはばかられる)があるジョナ・ヒル。凝ったキャスティングで似てようが似ていまいが可笑しいには違いない。が、この辺りの役者に肩入れしたことのない御仁には不愉快極まりない、のかもしれんデス。
ま、たまにデューイがうなだれて見せても、総体的にはどこ吹く風、なのか…みなきゃわっかんないですがね。でも外せないっしょ、こーゆーの。この映画、ミュージシャンの架空伝記映画であれば、全編音楽!これは見る、聴く楽しみはあるデスよ。
さて、シノプシスでは、411人の女性と肉体関係、結婚3回、子供は22人、付録に14人の養子縁組…デューイ・コックス。演じるジョン・C・ライリーに関して、再度!出演作はホフマン君同様多い。脇を固めさせリャ言うことなしで、メインに来たって遜色なしであります。渋く、情けなく、タフでおバカで気取りやがって、切ないの全部OKであります。
「ブギーナイツ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「シカゴ」等代表作も多数。「シカゴ」ではアカデミー助演男優賞にノミネート。その他にも出演作は…「今宵、フィッツジェラルド劇場で」「アビエイター」「クリミナル」「N.Y.式ハッピー・セラピー」「めぐりあう時間たち」「グッド・ガール」「アニバーサリーの夜に」「パーフェクト ストーム」「マグノリア」「シカゴ・ドライバー」…ふぅ~もっとあるぞぉ~ライリー!。
さて、本作の脚本は「40歳の童貞男」「俺たちニュースキャスター」…未公開作多しのジャック・アパトー。そこで日本での公開は?…アジア圏上映国に日本はアップされていない。で、ジャクソン・ブラウンはどこに出ているんだ。(2007年/製作国アメリカ/アメリカ公開2007年/日本公開未定)
プレミアでも流石のライリー
シーモア&ジョン、ええでしょ、懐かしッ。
▲Trailer
▲Official site
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●Directer:Jake Kasdan ジェイク・カスダン
●Screenwriter:Judd Apatow ジャッド・アパトー Jake Kasdan ジェイク・カスダン
●Cast:John C. Reilly ジョン・C・ライリー Jenna Fischer ジェナ・フィッシャー Raymond J. Barry レイモンド・J・バリー Margo Martindale マーゴ・マーティンデイル Kristen Wiig クリスティン・ウィーグ Harold Ramis ハロルド・ライミス Lyle Lovett ライル・ラヴェット Conner Rayburn コンナー・レイバン John Michael Higgins ジョン・マイケル・ヒギンズ Jack Black ジャック・ブラック Jonah Hill ジョナ・ヒル Justin Long ジャスティン・ロング Paul Rudd ポール・ラッド Jason Schwartzman ジェイソン・シュワルツマン Jackson Browne ジャクソン・ブラウン